1. 仲介業者の選び方

物件探し

仲介業者の選び方

賃貸事務所を借りるとき、貸主やオーナーと直接交渉をする場合もありますが、不動産仲介業者を間に挟むのが一般的です。

 

“仲介業者は不動産に関する専門知識と経験を活かして、依頼主の希望に合った賃貸物件を提案します。また、より依頼主の希望に沿った賃貸契約が結べるように、オーナーとの交渉に当たります。
そのため、理想的な賃貸事務所を好条件で借りることができるかどうかは、仲介業者選びにかかっているといっても過言ではありません。”
以下では、賃貸事務所探しに最適な仲介業者の選び方についてご紹介します。

 

【仲介手数料が無料の業者を選ぶ】
“仲介業者に物件探しを依頼した場合、賃貸借契約が成立したときに仲介手数料を支払うのが一般的です。なお、金額の上限は法律で規定されており、賃料の1ヶ月分となっています。賃貸事務所の賃料となると数十万円の出費になる場合もあります。
そこでおすすめなのが、仲介手数料が無料の仲介業者です。当社では全ての物件を仲介手数料無料でご紹介しております。”

 

【複数社の営業担当に会う】
“賃貸事務所を借りる際にオフィス仲介業者を利用するときは、複数社の営業担当と会うと良いでしょう。
冒頭で述べたように、オフィス仲介業者の種類は多岐に渡ります。業者によって持っている情報は異なり、得意としている物件やスタッフの能力なども異なります。そのため、賃貸事務所を借りる際に一社のオフィス仲介業者だけに話を聞くと、偏った情報しか得られないこともあります。このことから、賃貸事務所を借りる際には複数社の営業担当の話を聞き、比較した上で一社に任せることがおすすめです。
こうすることで、希望に添った賃貸事務所を見つけられる可能性が高くなります。”

 

【営業担当の能力や人柄に注目】
前述のように、複数の営業担当に会うことは物件を選ぶ上で大切です。しかしここで注意したいのは、「多くの物件情報を持っている」ということだけが良い業者の条件ではないということです。営業担当に会ったときは、その人の能力や人柄についても確認しましょう。親身になって精力的に動いてくれる営業担当は、誰にとっても嬉しいものです。こうした営業担当に当たれば、理想の物件が見つかる可能性は高くなります。このような営業担当を見つけるためには、たとえば一般的な賃貸事務所の契約書を見せてもらって、逐一質問していくという方法があります。質問に答えられるに越したことはありませんが、答えられなくても問題はありません。答えられなかった部分を後日に調べてきたり、詳しい人を連れてきたりと、その後の対応が重要になります。複数業者に相談を依頼した後は、こういった点にも着目しましょう。

 

【多くの仲介業者を利用しすぎない】
賃貸事務所を探す際には、複数の仲介業者を利用すると効果的であるといえます。複数の業者に対して他の業者も利用している旨を伝えることで、それによって業者の迅速かつ丁寧な対応を期待することができます。もっとも、各仲介業者が迅速かつ丁寧に対応するあまり、連絡の頻度や情報量が多くなり、自身が対応できる範囲を超えた負担が生じる可能性があります。そのため、業者とのやりとりや対応に無理が生じない範囲で交渉を行うことを前提として、利用する業者を選ぶことが重要となります。なお、業者を選ぶ際には取り扱い物件の種類や件数、または仲介手数料の有無などの条件で絞るとよいでしょう。

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